楽天カードの全てを解説

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楽天カード徹底解剖!

テレビコマーシャルが連日放送され、インターネット上でも非常に高い人気を誇っている楽天カード。

サービスの顧客満足度がどの程度なのかを調査するJCSI(注1)のクレジットカード部門で7年連続1位を獲得し、楽天カードの人気は名実ともにナンバーワンであると言えるでしょう。

8秒に一人が契約しているというコマーシャルでの謳い文句もまるっきり嘘というわけではなく、2016年に発表された(これまでは非公開でした)発行会員数は1200万人と、既に大手クレジットカード会社に引けをとらないレベルに成長しており、国内で非常に有名なクレジットカードだと言えるでしょう。

現実のお店で利用する際にもネットでのショッピングで活用する時にも便利に役立つカードで、ポイント還元率は他のカードに比べても非常に高いのが特徴です。

また、申し込み条件も厳しくないので知名度と相俟って「進学したからクレジットカードを持っておきたい」と考えている大学生の方や「人生で最初のクレジットカードをどれにしようか迷っている」という二十代の方に大人気なのが楽天カードです!

間違いなく何年か後に時代を代表するカードとして紹介されるような一枚でしょう。

まさにユーザーから支持されまくりの楽天カード、カード発行を考えている方なら一度は発行を考えたことがあるのではないでしょうか?

みんなが気になっていて今一番勢いに乗っているクレジットカード。

発行枚数も非常に多い大人気の楽天カードを徹底的に解説しちゃいます!

注1:JCSIとは

日本顧客満足度指数(Japanese Customer Satisfaction Index)の略称であり、ある商品やサービスに対して顧客がどれくらい満足しているのかについてアンケートを行い、そのデータを処理・分析した上で算出される満足度の指数を言います。

経済産業省が支援を行い、サービス産業生産性協議会が開発を行いました。

2009年から公開されており、計測が難しいユーザーの心の動きを図る指標の一つとして様々な分野で役立てられています。

楽天カードはそのJCSIのクレジットカード部門において7年連続1位を獲得したという実績があるクレジットカードなのです。

楽天カードの歴史

何年も連続して顧客満足度No.1を獲得するようになってから楽天カードを知ったという方も多いのではないかと思います。

楽天カードが世の中に最初に出てきたのは2005年、それまで九州地方で信販会社(注3)を行っていた国内信販株式会社を楽天が買収したところから始まります。

元々は鹿児島信販という名前で九州地方ではそれなりに有名な信販会社だったのですが、楽天の買収に伴い名前が楽天KC株式会社に名称変更し、楽天カード事業を中心として業績を伸ばしていきました。

その後、2011年にいくつかの理由から楽天が楽天KCを売却、楽天カードを含むいくつかの事業を楽天クレジットと統合し、楽天カード株式会社が設立され他社を介さず楽天がクレジットカード事業を行うようになります。

楽天クレジットというのは元から楽天カードが行っていたカードローン事業(注4)を行う企業であり、これで金融に関わる業務が楽天グループの中で一社にまとめられた形になりました。

現在では本社を東京の世田谷にあるショッピングセンター二子玉川ライズに構えて(名称:楽天クリムゾンハウス)おり、2016年には会員数が1200万人を越える大手クレジットカード会社として成長しています。

注3:信販会社とは

販売信用取引を行う企業のことを信販会社といいます。

販売信用取引というのは信用に値する人(会員)が買い物などを行った際の代金をかわりに立て替えて支払い、後日請求するという取引のことを指します。

つまりはクレジットカードによる支払いのことであり、基本的に「信販会社」や「販売信用取引」といった場合にはクレジットカード事業について話をしていることが多いです。

物品購入以外にもサービスを受ける際にも販売信用取引が行われ、一時的にお金を借りているため借金のひとつとして考えられます。

注4:カードローン事業とは

お金の借り方の一つであり、銀行や消費者金融といったいわゆる金融機関から担保なしにお金を借りることを指します。

複数回に分けてお金を返す事が可能で、専用のカードを作って使うローンなのでカードローンという名前がついています。

どこかからお金を借りてくるという行為においては一番手軽で早い方法でしょう。

クレジットカードも一時的にお金を借りた上で後日返済を行うシステムなのでカードローンに近い部分があります。

楽天カードの基本的な情報

最近になって有名になり、会員数も大きく増えてきている楽天カードですが、実はM&A(注5)で大きくなってきた会社であり、以前は別の会社だったんですね。

そんな楽天カードの基本的なスペックを見てみましょう。

楽天カードの基礎データ

まずは入会資格等の基礎データをご紹介します。

●発行会社:楽天カード

●発行期間:最短5日

●国際ブランド:VISA、MasterCard、JCB

●入会資格:満18歳以上であること(高校生は除く)

申し込み条件として定められているのが年齢制限のみなので、間口が非常に広いクレジットカードであることがよくわかります。

クレジットカードは未成年での発行が出来ないので高校生を除いてしまっているのは仕方がないですね。

高校生の方でクレジット支払いをしたい、という方にはデビットカード(注6)がおすすめです。

国際ブランド(注7)もいわゆる三大ブランドが発行可能なので、国内でも国外でも使いやすいクレジットカードだと言えるでしょう。

発行までの期間も最短で5

日と非常に短くなっています。

せっかく発行したクレジットカードがいつまで経っても届かないという事は意外とありますから、申し込みから発行までのスピードが早いのはとてもありがたいですね。

注5:M&Aとは

企業の吸収や合併の事を言う略語のことで、Merger & Acquisitionが正式名称です。

ある企業が新たな事業に参入しようと考えた時に既にその業界についてある程度以上の実績があったりノウハウを持っていたりする会社を自社に吸収・合併していくことで設備投資やノウハウ蓄積といった部分にコストをかけず新規事業を行っていく事が可能になります。

楽天カードの場合、母体となっている楽天は楽天市場を基盤として大きくなってきた会社ですが、信用取引業界に新規参入するにあたって九州で活躍していた国内信販株式会社と合併し、クレジットカード業界に参入してきました。

注6:デビットカードとは

デビットカードというのは通常のクレジットカードとは支払い方法が違っているものの、クレジット利用を行っているように支払いができるカードのことです。

通常、クレジットカードというのはカード会社に支払いを立て替えてもらって後から請求分を支払うという物ですが、デビットカードの場合にはお買い物をした時にその場で連携している口座からお金が引き落とされるというシステムを採用しています。

審査等が無く、高校生でも持つことができるため若い内から金銭感覚を養うために親御さんが持たせている事もおおいカードです。

また、口座から即座に引き落とすということは口座に入っている金額以上の買い物は必然的に出来ないということでもあります。

過去にクレジットカードの利用が多すぎたために返済時に困ったことになった経験があるという方で、使い過ぎは怖いけれどクレジット支払いのようなことを行いたいという時に発行することもあるのがデビットカードです。

注7:国際ブランドとは

クレジットカード支払いというのは、お買い物やサービスを利用する時にカード会社にその支払いを肩代わりしてもらい、後から請求金額を支払うという仕組みになっています。

しかし、例えば国外で楽天カードを利用しようと考えた時、法的な仕組みが全く違うため楽天カード株式会社は何もすることができません。

そこで、世界規模で支払いを肩代わりするための仕組みとして国際ブランドが存在しています。

クレジットカードには複数の国際ブランドから一種類が付帯しており、そのブランドに加盟している(=提携している)お店であれば支払いの肩代わりをしてもらうことができるようになっているのです。

日本で有名な国際ブランドと言えばVISA、MasterCard、JCBがあり、三大ブランドと呼ばれるのはこの三種類です。

三井住友VISAカードなどはCMが非常に有名ですから名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

名前の通り、VISAの国際ブランドがついているクレジットカードです。

加盟店数の規模で言うとVISAが世界シェアNo.1。

次いでMasterCardが大きなシェアを持っており、最後にJCBという形になるのですが得意な地域が違います。

VISAは日本を含めて全世界的にどこでも使いやすいブランドであり、MasterCardはヨーロッパでの利用が非常に強いクレジットカードです。

JCBは上記二つに比べると加盟店の数も少ないのですが、日本発で唯一国際ブランドと認められているブランドです。

なので、日本国内での利用には非常に強いブランドになっているのがJCBの特徴です。

また、日本国内でのクレジットカード発行において、JCBのみ提供サービスが違う場合もあります。

例えば電子マネーのnanacoはチャージによるカードへのポイント付与が本来無いのですが、JCBの楽天カードであれば付与されます。

このように、主に国内で使う場合には思わぬ恩恵を受ける場合があるので国際ブランドを決めるときにはよく調べた上で慎重に選ぶことをおすすめします。

楽天カードの年会費

クレジットカードには年会費が存在しており、使わずに所持しているだけでもお金がかかってしまう場合があります。

楽天カードの場合はどうなっているでしょうか?

●本カード年会費:永年無料

●家族カード(注8)年会費:永年無料

●ETCカード(注9)年会費:500円(発行手数料無料)

楽天カードの年会費はなんと無料!

しかも永年無料になっているため、発行からずっと維持費がかからないというシステムになっています。

ただし、これは現在提供されているサービスについての話になりますから、今後規約改定などで年会費が発生してしまうことも考えられます。

その際には楽天カードから規約変更のお知らせが届くはずですから、しっかりとチェックしておいてくださいね。

追加カード発行も基本的に無料となっています。

本カードを発行した方と一緒に暮らしている方であれば家族カード会員の資格があり、支払い口座の統一や家族カード利用分のポイントも一括で貯まる便利なのが楽天カードです。

注意したいのが一枚の楽天カードから最大で5枚の家族カードまでしか発行できないという部分。

それ以上の枚数を発行したいという場合には発行したい方が改めて個人の名義で本カードを申し込むという形になるのでご注意ください。

自動車を良く利用される方はETCカードの発行が可能かどうかも気になるところですが、楽天カードならETCカードも追加で発行可能です。

楽天カードなら高速道路料金支払いを行うことで楽天スーパーポイントを貯めることができるため、ちょっとした遠出の時にも取りこぼしが無く非常にお得に使えます。

こちらも気をつけておきたいのが発行枚数制限。

家族カードの場合は5枚までの発行に限られていましたが、ETCカードを追加で発行する場合には本カードに対して1枚までしか発行できません。

自宅に車を何台も持っていて、家族の方がそれぞれ利用されるという場合には一枚のカードを利用に応じて載せかえることになるわけですから少し煩わしさを感じてしまうかもしれませんね。

複数枚のETCカードを利用するという場合にはご家族にも本カードを発行してもらって、そこからETCカードを追加発行するという方法が考えられます。

しかし、その場合にはポイントを一括管理することはできないので、利用状況を考えた上で発行しましょう。

また、家族カードを母体としてのETCカード発行はできませんので気をつけてください。

注8:家族カードとは

クレジットカードは基本的に申し込んだ本人がそのカードの保有者となり、その人の名義でカードを運用していくことになるのですが、その家族の方にもカード発行を行うことが可能です。

楽天カードも同様でこれを家族カードやファミリーカードと言い、いくつかのメリットが存在しています。

●本カードと口座が一緒なので明細管理が楽。

家族カードの利用明細は本カード利用者あてに送られてきます。

その際には本カードで利用した分と家族カードで利用した分が分けられて記載してあるために非常にわかりやすく、家計を管理するという観点からも便利なものになっています。

また、口座をわける必要がないため家族カード発行に際して個人の口座を用意する必要がありません。

●ポイントが合算される

家族カードが発行されてくる時の名義というのは本カードの名義ではなく持つ人の名義になるのですが、ポイントの貯蓄先というのは本カードに一括でという形になっています。

ですので、家族カードで貯まったポイントというのは本カードと合算されることになります。

楽天カードにポイントが貯まる機会を逃さないという意味でも家族カードを発行する魅力というのは大きいのではないかと言えますね。

●各種保険の付帯

クレジットカードには支払い利用以外にも旅行時や買い物時に適用される保険が存在しています。

例えば、本カードの特典として海外旅行時の事故や怪我に対して1000万円までの金銭的補償を行ってくれるというサービスがあったとしましょう。

本来であれば本カード会員様にのみこの特典は適用されるのですが、家族カードを持っている場合には家族カード会員にもこの特典が適用されるので、旅行時にも非常に安心できるというわけなのです。

また、補償金額は合算されるため、別で個人名義の本カードを持っている場合にはその金額と合わせた金額が補償されることになります。

旅行、特に海外の場合は様々な理由から不安ですから、こういった安心できる機能がついているというのはとてもありがたいことです。

●審査に通りやすい

家族カードというのは本カードと違い、既にどなたかが審査に通過した状況からの追加発行になります。

その際の審査基準というのは本カードを持っている方の信用情報を参考にして発行されるものですから、通常の審査に比べるとかなり通りやすくなっています。

そのため、過去に審査に落ちてしまったという方でも審査に通りクレジットカードを持つことができる可能性もあるのです。

また、ステータスの高いクレジットカードやゴールドカードのようなカードの場合、社会的信用が薄い方や学生さんでは通らないという事が大いに有り得ますが、家族カード会員として申し込むのであれば通る可能性が高いです。

なので、大学生のお子様が一人暮らしするにあたってなるべく安心できるカードを持たせてあげたいと考えている方にも安心なのが家族カードなのです。

ただし、前述の通り信用情報は本カード会員の物を利用するわけですから、家族カードの利用状況がよかったとしても自身のクレジットヒストリーを積むことは出来ません。

いわゆるクレヒス修行と呼ばれる行為に使うことはできないのでご注意ください。

注9:ETCカードとは

クレジットカード支払いをしたいシチュエーションというのは多々あるわけですが、高速道路利用でも注目されています。

2001年ごろから普及し始め、今やレンタカーにも導入されているETCもそのひとつで、料金所での混雑問題を解消する糸口として普及がすすんでいます。

車載器にクレジット支払い機能のついたカードを差し込んでおき、高速道路の料金所についているセンサーを通すことで利用料金の支払いをするというシステムで、現在ではクレジットカード発行時の追加発行カードとして作られるのが定番の発行方法となっています。

ETC利用でポイントが貯まるカードと貯まらないカードが存在しているため、よりお得に利用したい場合には楽天カードのようにETC利用でポイントが貯まるクレジットカードで追加発行を行いましょう。

裏ワザ:楽天カードのETC年会費を無料にする方法

楽天カードで追加発行可能なETCカードですが、実は年会費が500円(プラス消費税)分かかってしまいます。

本カード年会費も家族カード年会費も無料なわけですから、ETCカードに年500円程度かかったところで大きな負担になるわけでもないとは思うのですが、本カード・家族カードの年会費が永年無料だからこそETCカードの年会費が大きく見えてしまうという方もいると思います。

実は、楽天カードのETCカード発行はある条件を満たすと年会費が無料になるのです。

その条件というのが楽天カード申し込み時の楽天スーパーポイント会員ランク(注10)の高さ。

申し込み段階でダイヤモンド会員、またはプラチナ会員になっていると初年度の年会費が無料になります。

また、次年度以降でもETCカードの年会費請求月の会員ランクが同様にダイヤモンド会員かプラチナ会員になっていると一年分の年会費が無料になります。

ETCカードの年会費請求月というのはETCカードに入会した月の翌月になるため、その段階でのポイントランクで判断することになります。

毎月2日の0:00を迎えた段階で切り替わるので、ぎりぎりだけれどネットショッピングで会員ランクが上がるかもしれない!と考えている方は時期をしっかり確認した上でポイントを貯めるようにしましょう。

つまり、楽天カードを使えば使うほどETCカード無料に近づくということです、ありがたいですね!

注10:楽天スーパーポイントの会員ランクについて

楽天カードに搭載されているポイントシステム、楽天スーパーポイントには会員ランクが設定されており、過去6ヶ月における獲得ポイントの大きさと獲得の回数によってランクが決まっています。

プラチナ会員とダイヤモンド会員の時に、ETCカードが無料になります。

楽天カードのポイントシステム

楽天カードと言えばポイント還元率(注11)が高く、ポイントが非常に貯まりやすいことで有名なクレジットカードです。

魅力あるポイントシステムはどのような形の仕組みになっているのでしょうか?

●搭載ポイント:楽天スーパーポイント

●還元率:1.0%〜

●有効期限:ポイント獲得日から1年間(獲得の度に延長)

●レート:100円で1ポイント獲得

楽天カードに搭載されているポイントシステムの名前は楽天スーパーポイントといい、独自のポイントシステム(注12)を搭載しています。

還元率も最低で1.0%と高めに設定されており、利用方法次第で二倍、三倍と大きくなっていきます。

有効期限についてですがポイント獲得日から1年間で獲得の度に延長される仕組みになっています。

つまり、ポイント獲得を行い続けていれば有効期限が無期限なのと実質的には変わりません。

ただし、キャンペーンで取得した場合には少し仕組みが違っており、ひと月半や二ヶ月といった短い期間で利用しないと失効扱いになってしまうことが多いので気をつけてくださいね。

ポイントレートも100円につき1ポイントとなっているので少額で利用しやすいのが楽天カードの特徴です。

楽天スーパーポイントにはランクが設定されており、会員ランクをあげるには獲得ポイント数と獲得回数が重要になってくるため、調整しやすいレートになっていると言えるでしょう。

対応サービスは以下のとおりです。

・楽天カードを使った買い物やサービスの購入(キャッシングは除く)

・楽天市場利用(お買い物、オークション、定期購入、頒布会商品、予約商品が対象)

・楽天24

・楽天kobo

・楽天トラベル

・楽天ダウンロード

・楽天GORA

・楽天ID決済

・楽天マート

・楽天写真館

・楽天ブロードバンド

・楽天ポイントカード

・楽天ブックス

・楽天デリバリー

・楽天アフィリエイト

・楽天銀行

・楽天VIDEO

・楽天チケット

・楽天ネットスーパー

・楽天ビューティ

・楽天Edy

・楽天toto

・楽天マンガ

注11:ポイント還元率とは

クレジットカードといえばポイントシステムという方も多いのではないかと思いますが、何もしないでポイントが入ってくるというわけではありません。(中にはそういうカードもありますが)

具体的には何かを買った時や何らかのサービスを受けた時にクレジットカードを使って支払いを行い、その金額から還元率分のポイントが付与されるというのがポイント還元システムになっています。

例えば、ある休日に楽天カードを利用して服屋さんで5,000円のTシャツを購入し、楽天カード加盟店で8,000円のマッサージを受け、帰りに250円のアイスを購入したとしましょう。

まず、5,000円のTシャツ購入時に1%の還元率なので50ポイント獲得です。

さらに、マッサージを受けたのは楽天カード加盟店だったため、加盟店分の倍率が付与されます。

このお店の場合は2倍だったので、8,000円の1%を2倍して160ポイントが貯まります。

そして、最後に購入したアイスですが、楽天カードの場合付与レートが100円につき1ポイントなので200円分のポイント(2ポイント)がつき、50円分は付与されません。

合計で13,250円を利用し、212ポイントを獲得したという計算になります。

これがポイント還元というシステムで、この還元率のことをポイント還元率と言います。

注12:ポイントシステムとは

クレジットカードには購入金額に応じてポイントという形でキャッシュバックを行うポイントシステムという仕組みが存在しています。

ポイントシステムが搭載されているクレジットカードにはそれぞれポイント還元率という割合が設定されており、商品の購入やサービスの利用で発生した利用金額のうち還元率分がポイントという形でキャッシュバックされます。

ポイントには有効期限が定められていて、この期限内に利用されなかった場合には失効してしまいます。

ポイントの使い道は搭載されているポイントシステムによって様々ですが、商品券やネットで使えるギフトコードのようなカード会社が定めている景品との交換、支払いを行う際にポイントを利用して購入金額から割引きを行う、といった使い方がメジャーです。

ポイント還元率もカードによって違うのですが、0.5~1.0%が平均的な還元率です。

中には条件を満たすと10%を越えるカードも存在しているため、クレジットカードを選ぶ際にポイントシステムが充実しているかどうかをチェックするというのはカード選びの重要な指標の一つとなっています。

楽天スーパーポイントの会員ランクについて

●レギュラー会員

ポイント対象になる楽天サービスを利用してポイントを貯めることで達成可能なランクです。

一度でも楽天関連サービスを利用するだけなので非常に簡単に達成可能です。

●シルバー会員

過去6ヶ月に200ポイント以上を獲得しており、なおかつ2回以上のポイント獲得がある場合の会員ランクです。

楽天カードの場合、100円で1ポイントのポイント還元(注13)が行われるため2万円分の利用が2回以上にわけて達成されていれば達成できる数字というわけですね。

シルバー会員を狙う場合には金額というよりもむしろ獲得回数の方を注意すべきではないでしょうか。

金額が低く、ちょっとしたお買い物でもすぐ達成できてしまうため、利用回数をチェックしておきましょう。

●ゴールド会員

過去6ヶ月に700ポイント以上を獲得しており、なおかつ7回以上のポイント獲得がある場合の会員ランクです。

金額で考えると半年間に7万円の利用で7回以上のポイント獲得がなければいけないということですね。

半年間ですから、月1万円では足りない計算です。

単純計算でどこかの月で1万円以上の利用を2回行わなければいけないので注意してください。

ただし、楽天カードの場合はポイント付与が100円につき1ポイントなのでコンビニなどでの少額利用においても1回として数えられやすいです。

そう考えるとゴールド会員も割と狙いやすい会員ランクだと言えるのではないでしょうか。

●プラチナ会員

過去6ヶ月に2,000ポイント以上を獲得しており、なおかつ15回以上のポイント獲得がある場合の会員ランクです。

ここからがETCカード無料の条件を満たしてくれる会員ランクになっており、少し達成が難しくなってきています。

過去半年間で20万円分、15回以上のポイント獲得というのは楽天カードをサブカードとして利用している場合には少し難しい条件であると言えるのではないでしょうか。

公共料金支払いや税金の支払いにおいても楽天カードを使うようにして、固定費等の支払いを楽天カード一本に任せつつ、普段のお買い物でも積極的に利用していくことが大切です。

●ダイヤモンド会員

過去6ヶ月に4,000ポイント以上を獲得しており、なおかつ30回以上のポイント獲得がある場合の会員ランクです。

ダイヤモンド会員はかなり高額の利用をコンスタントに続けていないと達成しにくいランクです。

単純計算で40万円の支払いを半年間で行うというのはひと月あたり66,700円の利用が必要ということです。

固定費はもちろん、通信費や雑費支払いのほとんどを楽天カードで行っていないと達成するのは難しい金額ではないかと思われます。

しかし、楽天カードは利用キャンペーンによるポイント数倍付与もありますし、何より加盟店で使うと最大3倍のポイントが付与されます。

ランクアップの条件は利用金額ではなくあくまでもポイント獲得数ですから、こういった倍率付与を上手く使って達成できるようにしていきましょう。

意識的に使っていないと達成は難しいと思いますが、逆に言えば意識して使っていくことで達成可能なランクでもあるということです。

注13:100円で1ポイントのポイント還元とは

クレジットカードのポイントシステムにはポイント還元率が設定されており、1%や2%のように購入金額からの割合で付与ポイントが計算されます。

しかし、クレジットカードによってはポイント還元が始まる最低金額の指定が存在しており、楽天カードの場合はそれが100円からという設定になっています。

つまり、100円につき1ポイントが貯まるのも1000円につき10ポイントが貯まるのも同じ1%ですが、楽天カードの場合は100円につき1ポイントなので少額利用でもポイント獲得がしやすいというわけです。

楽天カードのようにポイント還元率が高いカードというのはクレジットカードを選ぶ上で魅力的に見えるものですが、カード選びの際にはポイント還元が始まる最低金額と自分のカード利用シチュエーションが合致しているかどうかを確認する事も重要です。

楽天カードのマイレージ

クレジットカードにはポイントシステムで貯めたポイントを航空系マイル(注14)に変えることができるシステムがあります。

先ほど述べた通り、ポイントシステムによって交換可能な景品というのは非常に多岐にわたるのですが、実際の物やギフトコード以外に航空系マイレージで使えるマイルへの交換も可能です。

クレジットカードによっては飛行機に搭乗しなくてもマイルが貯まっていくカードというのもあり、お買い物のみでマイルを貯める陸マイラーという方もいるぐらい注目されている項目です。

楽天カードのマイレージ交換について見てみましょう。

●交換可能マイレージ:ANA

●マイレージ還元率(注15):0.5%(1ポイント=0.5マイル)

●移行手数料:無料

●移行期間:3週間から1ヶ月

楽天カードで交換可能なマイレージは全日本空輸が提供しているANAマイレージのみです。

マイレージ還元率は0.5%なので還元率が大きいカードだとは言えないでしょう。

しかし、楽天カードに搭載されている楽天スーパーポイントは非常にポイントが獲得しやすいシステムになっているため、還元率が低くてもポイント母数でカバーできるのが楽天カードの特徴です。

移行手数料は無料になっているため、ポイントが貯まる度に交換しても損することはありません。

移行期間に関しても3週間から1ヶ月と一般的なクレジットカードと同様の期間でマイレージ移行が完了します。

注14:航空系マイルとは

クレジットカード会社がポイントシステムを搭載して利用者に還元を行っているように、航空会社も飛行機利用で還元を行っています。

そのシステムの名前がマイレージで、貯まっていくポイントをマイルといいます。

マイルもポイントと同様にある程度貯まると景品と交換可能になっており、航空会社ならではのラインナップを揃えています。

また、飛行機利用時の座席ランクアップや航空券予約時の割引きにも使えるため飛行機利用が多い方ですとポイントとして使うよりもマイルに移行した方がお得になる場合もあります。

原則として飛行機利用時にのみマイルを獲得することができるのですが、クレジットカードの中には商品購入やサービス利用時の支払いでマイルが貯まるカードもあり、飛行機利用が多い方向けカードとして人気があります。

注15:マイレージ還元率とは

クレジットカードのポイントシステムに貯まったポイントからマイルへの移行を行う際には、予め設定されているマイレージ還元率に沿って変換が行われます。

カードにもよるのですが平均的なマイレージ還元率は0.5~0.6%で、全てのポイントが丸々貯まるわけではありません。

この還元率がクレジットカードにおけるマイルの貯まりやすさの指標になっており、航空系マイルを貯めるためにクレジットカード発行を考えているという方はチェックしておくことをおすすめします。

期間限定ポイントはマイルへの交換不可

楽天カードはポイントが非常に貯まりやすいクレジットカードであるというのは発行を考えたことがある方ならご存知ではないかと思います。

ポイント還元率も非常に高いですし、申し込みや入会キャンペーンでの特別ポイント(注16)付与も頻繁に行っていますし、買い物時に条件を満たすともらえる特別ポイントもあります。

機会も多く、全ての条件を満たすと1万や2万といった大量ポイントが付与されるため、マイル移行を考える方もいるのではないかと思うのですが、特別ポイントはマイルへの移行ができません。

楽天カードの特別ポイントは非常に有効期限が短く、利用猶予が一ヶ月前後しか無いということも珍しくはありません。

ですので、有効期限の無いマイルに変えてお得に利用したいという気持ちはわかりますが、カード会社側としても期間限定のポイント期限を伸ばされてしまっては困るということでしょう。

楽天市場等での利用は可能ですし、ポイント交換プログラムで利用することもできますので期間限定の特別ポイントは早めに利用しましょう。

注16:特別ポイントとは

クレジットカードには通常のお買い物やサービスを利用した際に支払った金額から還元率に応じてもらえるポイントとは別に、何らかの条件を満たすと付与されるポイントというのが設定されている場合があります。

大体がカード機能とは関係なく入会や申し込み時、期間中にお買い物をされた方などの条件を達成した時に付与される仕組みになっており、通常では貯まりにくい大量ポイント獲得のチャンスでもあります。

楽天カードの場合、この特別ポイントは通常のポイントと別に有効期限が設定されていて、どれもかなり短い期間で利用しなければいけないポイントになっています。

ポイントプログラムを利用して景品交換を行うことは可能ですが、マイルへの変換は出来ないので気をつけてください。

他のクレジットカードにおいても利用に制限がかかっている場合が多いので、発行前にポイントシステムをよくチェックしておきましょう。

楽天カードの電子マネー

楽天カードをはじめ最近のクレジットカードに搭載される機能として増えているのが電子マネー(注17)機能。

電子マネーの種類も年々増えてきており、特定電子マネーへのチャージ等で通常のお買い物よりもポイントが貯まるというサービスを行っているカードもあり、クレジットカードを選ぶ際の基準として注目されてきています。

楽天カードで利用可能な電子マネーは以下のとおりです。

●楽天Edy

●nanaco

●モバイルSuica

楽天カードと同様に楽天グループが提供している楽天Edyが利用可能で、楽天カード一体型(注18)のものがラインナップされています。

楽天Edyを楽天カードで使う一番のメリットはチャージと利用での二重取りが可能という点!

クレジットカード利用でポイントが貯まるシチュエーションというのはカードによって大きく変わるのですが、楽天カードは楽天Edyへのチャージでチャージ金額の0.5%が付与されます。

さらに、コンビニ等の支払いで楽天Edyを利用した際にも0.5%のポイントが貯まるため、ポイントの二重取りが可能になっているというわけです。

これは他のカードでは実現できない、楽天グループならではの連携システムです!

楽天Edy以外にもnanacoを利用することができるのですが、こちらは紐付け型(注19)になっており、チャージで1%のポイント獲得が可能になっています。

nanaco利用ではポイントが貯まらない点に注意してください。

また、nanaco利用の際には楽天e-navi(注20)から設定する必要があります。

モバイルSuicaにチャージする場合も同様に1%が貯まる仕組みになっているのですが、モバイルSuica年会費として1030円がかかってしまうため、楽天Edyやnanacoと比べると魅力は薄れてしまうかもしれません。

しかし、交通系電子マネーとして非常に有名であり適用エリアも広いSuicaが使えるというのはそれだけで便利だと言えるでしょう。

注17:電子マネーとは

非接触型のICカードを利用した電子決済が可能な電子通貨のことで、実際にお金を持っていなくてもカードや携帯電話をかざすだけでICチップに登録された金銭情報を利用して買い物が出来るサービスです。

2000年代初頭の登場以来SuicaやPASMOといった交通機関に特化した支払い手段として知名度を大きくあげてきました。

現在では電子マネー決済に対応した商店も増えており、コンビニエンスストアやスーパーなど全国で利用可能になっています。

事前にお金を入れておく(チャージしておく)プリペイド型と利用した分だけ後から請求を受けるポストペイ型の二種類があり、現在の主流はプリペイド型の電子マネーです。

チャージや後からの請求をクレジットカード支払い扱いに出来るカードも増えており、楽天カードのようにクレジットカード機能のひとつとして搭載しているカードも多く存在しています。

注18:カード一体型とは

チャージされている電子マネーはお買い物時の支払いや交通網利用時にスピーディーな支払いを実現可能なのですが、チャージされていない場合には余計な時間がかかってしまうどころか周囲に迷惑をかけてしまうという問題もあります。

そこで生まれたのがオートチャージというシステムで、チャージされている金額が一定以下になると自動で決められた金額を追加するというものです。

オートチャージの場合にはクレジット支払いが前提になるわけですから、クレジットカードと電子マネーはより密接な関係を持つようになります。

このように、電子マネーの支払い手段としてクレジットカードが利用されるようになると、クレジットカードそのものに電子マネー機能が搭載されたカードが発行されるようになりました。

これがカード一体型と呼ばれる電子マネーのことであり、複数枚カードを持たなくていいことや現金によるチャージを行わなくていいことなどがメリットとしてあげられます。

楽天カードの場合、同じ楽天グループが提供している楽天Edyと一体になっているカードが存在しており、チャージによるポイント付与もあります。

注19:紐付け型とは

クレジットカードと電子マネーのカードが別々に分かれているカードのことを紐付け型といいます。

オートチャージ時に支払いを行うクレジットカードを決めて、紐付けているためこのように呼んでいます。

持たなければいけないカードが増えてしまい、多少の煩わしさを感じることはあるかもしれませんが、一体型に比べるとコスト削減になるためクレジットカード側が複数の電子マネーを選択可能になるというメリットが有ります。

楽天カードの場合も、一体型を選択する場合には楽天Edyのみしか選べませんが紐付け型だとnanacoやモバイルSuicaを選択することができるようになっています。

注20:楽天e-naviとは

楽天カードの会員限定webサービスの名称です。

お手元にある楽天カードの利用詳細や今月の請求分仮確定金額、現在のポイントなどを照会可能なサービスで、登録時に特別ポイントを付与してくれることもあります。

楽天カードの各種設定変更に関しても楽天e-naviから可能になっており、電子マネー紐付け設定もこのサービスから行います。

現在持っている楽天カードの利用状況確認に関しては殆どがこのページから確認可能になっているため、楽天カードを持っている方であれば登録しておくべきサービスです。

現在開催中のキャンペーン情報などもこのサービスから確認することができるのでぜひ利用したいサービスです。

楽天カードの付帯サービス

クレジットカード発行の目的は人によっていくつもありますが、保険等の付帯サービス(注21)がどのくらい充実しているかについても大きな判別基準になります。

旅先ではどんな事件や事故に巻き込まれるか分かりません、さらに知らない土地となるとどうしていいかわからず事態が悪い方へ転がり続けてしまうことも有り得ます。

そんなお守りとしての役目も、楽天カードは果たしてくれるのでしょうか?

●海外旅行保険あり

●国内旅行保険なし

楽天カードに付帯している保険の最たるものは海外旅行保険です。

海外で後遺症を伴う大きな怪我を負ってしまった場合や死亡してしまった場合に支払われる金額は最高で2000万円まで、怪我治療や病気治療で費用負担を行った場合には200万円まで補償されます。

また、現地で誰かを怪我させてしまったり物品を壊してしまったりした場合の補償も賠償責任という形で最高2000万円まで補償を行ってくれます。

さらに、万が一海外で行方不明や死亡ということになったとき、家族の方が現地までやってくる時の費用も救援者費用という形で最高200万円まで補償してくれます。

楽天カードは発行手数料が無料、年会費も無料という非常に持ちやすいクレジットカードですからこれだけの旅行保険が充実しているのはかなり大きな魅力だと言えます。

国内保険はついていないのですが、実際に何らかの事件に巻き込まれた時の緊急度で言うと海外保険がついている方が安心できるのではないでしょうか。

一点だけ、楽天カードの海外旅行保険は利用付帯(注22)であるということに気をつけてくださいね。

注21:付帯サービスとは

クレジットカードの使い方で大きな割合を占めているのは支払い機能やポイント還元といった部分になるのですが、旅行に行った時の安全を金銭的に補償してくれるサービスも重要度が高いです。

これらをクレジットカード機能とは別にくっついているサービス、付帯サービスと呼んでいます。

代表的なものですと海外旅行に行った時、現地で事故や事件に巻き込まれた際の補償をしてくれる海外旅行保険。

国内で同様の事故や事件に遭遇した時の補償をしてくれる国内旅行保険があります。

その他にも、楽天カードのように独自の保険や優待サービスを提供しているカードもあり、付帯サービスの内容を見るというのもクレジットカード選びにおいて人気のある基準です。

楽天カードの場合、海外旅行保険が付帯していますが国内旅行保険は付帯していません。

海外に行く際のお守りとして役立つクレジットカードだと言えるでしょう。

注22:利用付帯とは

特に旅行保険において、付帯サービスが適用されるかどうかは条件次第です。

利用付帯というのは旅行に出かける日や旅行に関わるお金の支払いにクレジットカードを利用している事を付帯の条件としている保険のことです。

もう一つ、持っているだけで旅行中の保険になる自動付帯というタイプの保険もあり、ステータスが高いクレジットカードの場合は自動付帯になっていることが多いです。

利用付帯のカードの場合ですと、旅先で持っているだけでは保険の効力が全く出ないので、自分の持っているクレジットカードの保険がどちらのタイプなのかしっかりチェックするようにしてください。

楽天カードの場合は海外旅行保険が利用付帯としてついているため、定められた条件の中で一度以上クレジットカード支払いをしておく必要があります。

海外アシスタンスサービスという独自の付帯サービスも搭載

保険以外の付帯サービスとして有名なのは空港ラウンジ利用が無料になるなどの独自で定められた付帯サービスなのですが、楽天カードにも独特の付帯サービスが存在しています。

それが海外アシスタンスサービス。

例え楽天カードに海外旅行保険が付帯しており、海外旅行における金銭的な補償を受けることができると言ってもそれは後日のこと。

現地で疾病等にかかってしまい、病院を利用するというような事態になった場合ですと先に支払いを自分で行って、その後にカード会社から金銭補償を受ける事ができるのです。

しかし、実際に一番困ってしまう時というのは何らかのアクシデントに巻き込まれてしまったその瞬間ではないでしょうか。

見知らぬ土地で言葉も文化も違っており、どうしたらいいかよくわからないという状況に巻き込まれてしまったとき、頼れる人がいればいいですが一人の場合はどうしようもなくなってしまうことも考えられます。

そんな時に頼りたいのがいわゆる海外デスクと呼ばれるサポートセンター。

電話一本で対応してくれて、もちろん日本語の担当者がついてくれるので言葉に慣れていなくても助けを求めることが出来ます。

一年中いつでも海外旅行中におこったアクシデントのサポートをしてくれるというのは慣れていない海外に旅に出る方にとって非常にありがたいサービスですね。

このサービスを海外アシスタンスサービスと言い、楽天カード会員の方であればどなたでも利用することが可能なのです。

便利なスマートフォンアプリもあります

以上が楽天カードの基本機能に関する情報です。

ポイント還元率が高いだけではなく、年会費が無料なのに多数の機能を備えている非常に使いやすいクレジットカードだということがわかっていただけたと思います。

通常、年会費や発行手数料が無料のクレジットカードというのはサブカード(注23)と呼ばれ、クレジット支払いの中心に置かれることはあまりないのですが、楽天カードぐらい充実した性能をもつカードですとメインカード(注24)にしてもいいと思えますね!

基本性能だけでも楽天カードが大人気な理由がわかってもらえたと思うのですが、実はこの他にも楽天カードには便利な周辺サービスとしてスマートフォンアプリが存在しています。

注23:サブカードとは

現在、一般的な成人の方が持っているクレジットカードの数は平均で一人あたり2~3枚です。

これはクレジットカードが様々な用途に向けて特化してきた結果、一枚では補いきれなくなってしまったのが背景として存在しており、発行する側も用途に応じてカードを使い分けているのが現状です。

その二枚目のカード、三枚目のカードがサブカードと呼ばれており、楽天カードのように年会費が無料で作りやすく持ちやすいカードというのはサブカード扱いされる事が多いです。

また、メインのカードはオールマイティーなものにしておいて、機能面で特化したカードをサブカードとして発行することも多く、楽天カードの場合はポイント還元に特化したサブカードとして非常に人気があります。

注24:メインカードとは

普段からクレジット支払いで使っているカードの事を言い、性能面では全方位で役に立つカードやステータス性の高いカードをメインとしている方が多いです。

クレジットカードの性能を測る上で大きな指標になるのが支払い可能な金額の上限です。

ステータスが高く、発行が難しいクレジットカードほどこの金額はあがっていくわけですから、大きな買い物をする際にも役に立ち、自然と自分の中でメインカードとして分類されていきます。

しかし、楽天カードは年会費無料で発行手数料もかからず、審査にも通りやすいためステータスは決して高くないカードですが、メインカードとしての需要もあります。

例えばクレジットカードを利用する目的がステータスの高さや高額利用のためではなく、普段の日用品等の買い物をお得にしたいという場合には楽天カードの方が目的に合致している可能性があります。

楽天カードというとメインカードのイメージからは少し外れてしまうのですが、十分にメインカードとして通用するだけの能力を持っているクレジットカードなのです。

楽天カードアプリで出来ること

iOSとAndroidの両方で配信されている楽天カードアプリでできることというのは楽天カードのネットサービスである楽天e-naviと同等かそれ以上です。

明細書の確認や次回支払い時の金額、現在のポイント数などをスマートフォン上でチェック可能で、キャンペーン情報等もアプリに自動配信されるためお得な情報を逃しません。

家族カードやETCカードの追加発行も可能であり、スマートフォン上で気軽に確認や設定変更を行えるという点が人気の秘訣です。

そんな楽天カードアプリの中でも非常に便利なのが家計簿機能とグラフ作成機能!

家計簿作成サポートと過去の収支のグラフ化で節約に一役買ってくれるアプリなんです。

楽天カードアプリの家計簿機能

節約を成功させるためには現在の収支総額をチェックし、無駄があるところを省いていくのが効率的です。

毎月マメに家計簿をつけている方であれば現在の状況を把握していると思いますが、正直面倒くさいというのが本音ですよね。

楽天カードアプリなら家計簿機能がついているので、どこかでお金を使ったらその場ですぐに家計簿に内容を書き込んでおくことで記入漏れや一度に大量のレシートを確認しなければならない煩わしさから開放されます。

また、レシート読み取り機能も存在しており、いちいち打ち込まなければいけないのが非常に面倒くさいという方も簡単に家計簿をつけることができます。

使い方は簡単で、お買い物をして貰ったレシートをスマートフォンのカメラで読み込ませるだけ!

日付と金額、品目や支払い方法も読み取ってくれるためかなり詳しい家計簿を一瞬で作成することができるのです!

もちろん自分で入力することも可能ですし、読み込んだレシート情報に手を加えることも可能なので、誰と一緒にいた等の情報を盛り込んで置くこともできます!

楽天カードアプリのグラフ作成機能

楽天カードを利用した支払情報は全て記録されているため、過去の利用状況をグラフ化することができます。

支払い用途に応じて折れ線グラフや円グラフといった形で一覧を作成してくれるため、自分が楽天カードをどういう形で利用しているのかが一目瞭然です!

家計簿と同様に自分が過去にどう使ってきたかを知ることで節約のための施策を考えることができますね。

グラフで可視化されると自分が楽天カードを使いすぎているということもひと目で判明してしまうわけですから、使いすぎ防止にも役立つのではないでしょうか?

この二つの機能をうまく使いこなすことができれば自宅の家計管理は完璧だと言えるでしょう。

こういった基本性能以外のスマートフォンアプリが使いやすいというのも楽天カードの大きな特徴だと言えるでしょう。

楽天カードは作りやすくて持ちやすい良いカードです!

ここまで楽天カードをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

ご自分のライフスタイルにぴったりだからすぐにでも発行したいという方もいれば、あまり向いていなさそうだから興味がないという方もいらっしゃると思います。

ですが、楽天カードの魅力というのは実際に使ってこそよくわかるのではないかなと思います。

もちろん還元率の高さや審査ハードルの低さというのも楽天カードが持つ大きな魅力なのですが、それ以上にこれだけ様々な状況に備えているクレジットカードというのはあまり見ないからです。

基本と言われている機能については全てを装備していますし、独自の優待や周辺アプリも充実しています。

楽天カードが何年も連続して顧客満足度1位を獲得し続けている理由もわかる気がします。

また、楽天カードは常に進化を続けてきたクレジットカードでもあります。

楽天ポイントカードとの統合、2016年秋からはJCBと連携しての加盟店大幅増加など、楽天グループが楽天カードに対して並々ならぬ労力をかけてより良いサービスを提供しようと思っている姿勢が非常によく見えてくるクレジットカードです。

クレジットカードを選ぶ基準というのは人それぞれですから、誰しもに楽天カードが合うというわけではありません。

自分に合っている!と思ってメインカードとして発行した場合でもあまり使い勝手が良くない場合もありますし、その逆も大いに有り得ます。

その点、発行手数料と年会費が無料というのは手を出しやすくてかなりありがたいのではないでしょうか。

一度使ってみた上で判断を下すだけの価値があるクレジットカードだと思います。

そんな人気も実力も兼ね備えた最強クレジットカードである楽天カードですが、マイナスの部分が存在しないわけではありません。

ネット上を検索すると良くない評判が聞こえてくることもあります。

しかし、先ほども述べたように進化を続けている楽天カードですから、今後もクレジットカード業界を引っ張っていくようなカードに成長するのではないかと思います。

実は、そういった評判の中には自分の勘違いだったということや見間違い、聞き間違いや事実とは違う噂も混じっています。

クレジットカード発行を行う際にはかならず自分でしっかり調べた上で納得してから発行してくださいね。

使い方次第で全ての支払いを任せられるぐらい便利な楽天カード、是非発行してみませんか?

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